無地では淋しいからと窯元に上絵を注文することがあったと聞きました。江戸~明治頃のことか。所謂オーダーメイド。上流階級ではこのような雑器を使うことすらなかったであろうから中流階級ぐらいの人であろうか。絵付けの依頼をする事自体が粋で洒落ているし、それに見事に応えていることにも感服する。日常にスッと馴染み 毎日顔を合わせても見飽きることなく愉しめる、足し引きのできた絵。
赤絵金魚文片口(とします↓)size: Φ 11.5cm H 4.5cm
Japan
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金魚がかわいいなあと思っていたら、先輩業者さんに鯛ではないかと聞き迷路に入る。下向きの尾ひれの感じとか金魚のイメージそのままのように思うけれど下記内容を聞くと確かに一理あるなと。(1.愛玩動物である金魚より縁起物の鯛を描く可能性(赤絵で目出鯛) 2.縁起物は特徴(今回は尾ひれ)を誇張して描くことがある。兎の耳など。)それからInstagramのストーリーズにてどちらであるかの投票をさせてもらったところ(有難うございました!)、まさかのほぼほぼ半々のご意見。これはもう見る人の受け取り方に委ねるしかない!とします。それも愉しいなと。そして、私の中ではやっぱり金魚!
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