青い洋梨が瑞々しく描かれている。
洋梨であれば秋からだけれど、夏に紹介したくなる爽やかさがある陶片です。
裏返すと、小傷が周っており 食卓に並びしっかりと使われていたことが分かる。17~18世紀のことだろう。藍色の美しさ、つるりとした手触り、興味深い断面に、カトラリーの痕。写真では伝えきれない多くの情報がこの陶片には含まれている。
それにしても見事に果実が残るように割れてくれたものだ。洋梨は風に弱いと聞くが もう枝から落ちる心配はない。
size: W 9cm D 0.9cm H 10cm
Netherlands 17c
→ 青の牡丹
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