"雲雀は屹度雲の中で死ぬに相違ない。登り詰めた揚句は、流れて雲に入つて、漂ふて居るうちに形は消えてなくなつて、只声丈が空の裡に残るのかも知れない。"
夏目漱石『草枕』新潮文庫,1950年,8頁
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落ち着いた灰白色に、茶や黄味がかった糸が複雑に絡んで雲の様な形を成している
この雲のなかにも屹度 雲雀の声が残っている様に思う
size: 21×15×9 cmJapan
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